光回線(光ファイバーケーブル)の配線工事時間はどれくらいかかる?所要時間の目安を解説

光回線を新規契約する場合、申し込みから開通まで通常1〜2カ月ほどかかります。特に引っ越しシーズン(2〜4月)や繁忙期にはさらに時間がかかることもあるため、早めの申し込みが重要です。
建物の設備状況によっては工事が不要なケースもありますが、新築や設備未導入の物件では工事が必要になります。
この記事では、光回線の工事にかかる時間や、工事の流れ、工事が長引きやすいケースなどを詳しく解説します。光回線の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

光回線の工事時間はどれくらい?

光回線には「派遣工事」と「無派遣工事」の2種類があります。

派遣工事 :技術スタッフが自宅に訪問して行う工事。宅内や屋外で作業が発生します。
無派遣工事:現地作業が不要。回線事業者側での作業のみで済みます。

派遣工事が必要な場合、所要時間の目安は1〜2時間です。ただし、宅内配線の状況や建物の構造などによっては30分程度で終わることもあれば、3時間以上かかることもあります。

そのため、当日はスケジュールに余裕をもたせ、工事後の予定は控えておくと安心です。

工事が長引きやすいケース

以下のような状況では、工事が通常より長くなる可能性があります。
  • 配線予定のルートが使えず、別ルートを探す必要がある
  • 光ファイバーの引き込みが困難な場所(屋根裏、2階など)
  • 壁に穴を開ける必要がある場合
既存の配管が損傷していたり、エアコンダクトが使えなかったりすると、配線作業に時間を要します。また、電柱から宅内までの引き込みで壁に穴を開ける場合も、追加作業の分、時間がかかる傾向にあります。
万が一インターネットが使えない期間が生じた場合は、モバイルWi-Fiやスマホのテザリングを代用手段として活用するとよいでしょう。

工事日程が決まりにくいケース

次のような場合、そもそも工事までに時間がかかることがあります。
  • 最寄りの電柱まで光ファイバーが敷設されていない
  • 隣家や公共用地をまたぐ配線が必要で、許可取得が必要
これらのケースでは、関係機関との調整や追加工事が必要になるため、開通までの期間が延びる可能性があります。

 光回線の工事内容

光の派遣工事では、主に以下の3つの作業を行います。

  • 光ファイバーケーブルの引き込み
  • 光コンセントの設置
  • ONU(回線終端装置)の接続

1. 光ファイバーケーブルの引き込み

自宅に光の信号を届けるため、電柱から光ケーブルを引き込みます。既に他の光回線事業者の設備が導入されていても、契約する事業者の設備でなければ新規引き込みが必要になります。

賃貸物件の場合は、オーナーや管理会社に事前確認を行いましょう。

2. 光コンセントの設置

「光」または「光SC」などと表示されている差込口があれば、すでに光コンセントが設置されている可能性があります。この場合は新たに設置しないこともあります。

3. ONU(光回線終端装置)の接続

ONUは、光信号とデジタル信号を相互変換する重要な機器です。基本的には回線事業者からのレンタルとなり、最近ではONUとルーターが一体型のモデルも増えています。

 戸建てと集合住宅で工事内容が異なる?

戸建ての場合

多くのケースで派遣工事が必要です。電柱から光ケーブルを宅内に引き込む際、多目的配管やエアコンダクトなどが使われますが、状況によっては壁に穴を開ける必要もあります。

集合住宅の場合

集合住宅は建物の配線方式によって工事内容が変わります。
  • 光配線方式:部屋まで光ファイバーを引き込む必要あり → 派遣工事が必要
  • VDSL方式 :電話回線を活用 → 宅内工事は最小限
  • LAN方式(イーサーネット):共用設備から部屋までLAN配線 → 原則、無派遣工事で済むことも

どの方式が導入されているかは、物件情報や管理会社に確認しましょう。


工事前に確認すべきポイント

提供エリア

まず、光が対象エリア内で提供されているか確認しましょう。特に地方や山間部ではエリア外の可能性もあります。

工事の要否

前入居者が同じ回線を使っていた場合、無派遣工事となる可能性もありますが、判断が難しい場合は事業者に確認するのが確実です。

工事費用

光では、標準工事費として15,000〜20,000円前後がかかるケースが多いです。ただし、多くの事業者が「実質無料キャンペーン」を実施しており、工事費が月額料金から分割相殺される仕組みが主流です。
キャンペーン内容や特典は加入するプランで異なるため、申し込み時にチェックしましょう。


賃貸物件の場合の許可取り

賃貸物件では、外壁工事や穴あけが必要な場合、オーナーや管理会社の許可が必要です。工事に進む前に、必ず確認と同意を取りましょう。


光回線の工事の流れ

 申し込み

  • 契約内容やプラン選択後、工事予約を行います。
  • 開通までは通常1~2カ月程度を見込んでください。

工事当日

  • 技術スタッフが訪問し、宅内外の工事を実施します。
  • 所要時間はおよそ1〜2時間です。

開通確認・接続設定

  • ONUやルーターを接続し、インターネットが利用可能か確認します。

工事に立ち会いは必要?

  • 派遣工事の場合は立ち会いが必須です。
ONUの設置場所や引き込みルートの判断が必要になるため、作業員との相談が発生します。どうしても本人の立ち会いが難しい場合は、対応できる代理人を事前に依頼しておきましょう。


まとめ

光回線では、工事にかかる時間はおおむね1〜2時間程度。ただし、建物の構造や配線状況によってはさらにかかる場合もあります。
申し込みから開通までには1〜2カ月ほどのリードタイムが必要な場合もあるため、特に引っ越しのタイミングではできるだけ早めの手配が重要です。

事前確認ポイントとしては、以下を押さえておきましょう

  • 提供エリアの確認
  • 工事の要否(派遣 or 無派遣)
  • 工事費用の有無とキャンペーン
  • 賃貸物件の許可
  • 光コンセントと機器設置場所
スムーズなインターネット環境を整えるためにも、余裕をもって準備を進めましょう。



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